TOMOLENS
Ai AF Nikkor 35mm f2D
OLD LENS

Ai AF Nikkor 35mm f2D

オールドレンズ散歩
夏の沖縄*那覇・春山 上信越*巻機山
16枚の作例

今回は、Ai AF Nikkor 35mm f2D。1995年に登場したニコンのオートフォーカス広角レンズで、フィルム一眼レフの時代に「35mmのf2」と言えばこれ、という定番の一本です。5群6枚の素直な設計、最短25cmまで寄れて、重さはわずか205g。設計の根っこはマニュアル時代のAi Nikkor 35mm f2にあって、開放ではふんわり、少し絞ると隅までしゃっきり。このDシリーズはヘリコイドがとっても軽く、それが私のようにマニュアルで撮る人にはちょうどよかったりもします。個人的にお気に入りのレンズです。中古でお手頃に見つかりますよ。

沖縄・那覇を35mmで旅してきました。高台から見下ろすと、白い砂浜とエメラルドの海、南国の街並みがひとつの画面に収まります。35mmは広すぎず狭すぎず、目で見た眺めをそのまま持ち帰れる画角です。この旅は『オールドレンズ散歩日和 #season6 古都』に収録されてます。

春には上信越の巻機山へ。残雪の稜線に小さな池が現れて、空と雪と若草色が一枚に収まります。山では35mm Dレンズの軽さが本当にありがたくて、手に持っていても苦になりません。広すぎない35mmは、稜線のスケール感を保ったまま、足元の水面まで入れてくれる、山にはちょうどいい画角です。

秋は苗場山。山頂の広い湿原に木道がどこまでも続いて、草紅葉の向こうに雲が流れていきます。手前の板から奥の空まで、少し絞って撮ったり。また、35mmは道を撮るのがおすすめ!尊敬する写真家HABUさんのような道写真が撮れるかも?

そして冬の北八ヶ岳・縞枯山。樹氷の白い世界に、赤いウェアの登山者がぽつんと映えます。35mmは人物と風景を一緒に撮る時、ちょうど良いですね。自分の子供も35mmでよく撮りました。夏の沖縄から冬山まで、一本で四季をぐるっと旅しました。軽くてよく写る35mm、あなたの旅にも一本、いかがでしょうか。

旅写真の作例16枚の作例

夏の沖縄*那覇

春山 上信越*巻機山

秋山 上信越*苗場山

冬山 八ヶ岳*縞枯山

LENS DATA

レンズ名NIKON / Ai AF Nikkor 35mm f/2Dニコン / エーアイ エーエフ ニッコール 35ミリ エフ2 ディー
マウントニコンFマウント
時代1995年 今から31年前のオールドレンズ。当時、Windows 95が発売
使い方の例本レンズ + ニコンF-NEXアダプター + SONY α7
中古相場1.5万〜4.5万円ほど(参考値)

このレンズで旅した本

オールドレンズ散歩日和 #season6 古都
オールドレンズ散歩日和 #season6 古都
第3章 夏の沖縄*那覇
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TOMONORI
TOMONORI

横浜生まれ。
企業家、写真家、作家。
横浜と自由が丘でヴィンテージアクセサリーパーツ店を経営。
オールドレンズと旅をテーマにした電子書籍を執筆。
失われつつある古き良きものに、新しい価値や世界観を
沢山の人に広めたく、店舗や書籍などで活動を行っている。

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