日が昇り、人々は動き出した。
広島・尾道を旅して、何かを貰った気がする。
また次の旅まで、日常を頑張ろうと決め、
この地を後にした。



朝はどこでも混むのだと、
次々と港を飛び出す船たちを眺め、
そう思った。



目覚めたきっかけは、瀬戸内海からの朝日。
ゆっくりと椅子に近づいた。



尾道の優しい色をした夜景が
最後の夜を彩る。



オレンジ色の光を浴び、宿へ向かう。
足に心地よい疲労感を感じつつ。



釣り人の背中が放つ、その領域には
誰も近づけない。



夜の空を、穴のように開ける電球。
暗闇も光には敵わない。



誰もいないベンチで
誰にも邪魔されない思考を。



お店は皆、ネットに行ってしまった。



過去の世界に来たような商店街。
淡い光が、時間を歪ませる。



数々の映画の舞台にもなった街、尾道。
レトロな夜を歩こう。



重い道路を一本一本が支えています。