影を踏み、風を受け、
緑をかき分けて、夏の山へ。


暗い陰でそっと咲く花の美しさは、
恐いほどだ。


点在する木の階段。
身を削り、登山者たちを安全に送る。


ゆっくり登ろう。
急がないほうが、この現代では難しいのだから。