不安感を隠しきれない足音だけが響く。



どんな希望も、
夜の海には届かないだろう。



さまよう光たちは、
照らすべき対象を持てなかった。



光は追うべき。
地べたに這いつくばってでも。



時として闇に包まれても、
帰るべき道はきっとあるよ。



いつも誰かが照らしてくれる訳ではないし、
ずっと誰もが光をくれない訳でもないよ。



ここは別世界。
意識が痺れるほどの建築。



一日に、二度も朝を迎えてはいけない。
夜明けに飲み込まれる前に、
深夜の横浜を後にした。