標高差が激しくきつい丹沢で、
ふと力をくれる動物たち。



ようやく塔ノ岳頂上へ。
霧で視界が悪いが、達成感は格別。



霧の中から現れし鹿。
塔ノ岳の守り神のよう。



その無垢な瞳に吸い込まれそうだ。



空を指す2つの稲妻。
その角は神々しい。



その姿は、天から舞い降りたかのよう。



雄大な歩みで去りゆく鹿。
僕たちは無言で見送った。



霧の稜線を慎重に進む。
踏み外せば地の底だ。



霧と枯れ木だけの世界。
違う星にいるかのよう。



ここはどこなのだろう。
感覚が狂うほどの不思議な道。



やがて導かれるように雲間から、
政次郎ノ頭が見えた。



寂しいは、時として美しい。