ガラス建築は光や視線を通す。
圧迫感を感じない。



歩き疲れた果てに、大きな広場が現れた。
心地よい夜風が、長崎湾から流れている。



港には誰もいない。
水面にちらつく光をただ眺めるような時間が
たまには必要だ。



文化の違いは、
旅を彩る。



緑に包まれた路地坂をゆっくりと登る。
急いではもったいない。



振り返ると湾が見えた。
長崎の坂は軽い登山だ。



石畳には坂が似合う。



丘の上の小さな公園。
静かな時間が流れていた。



坂が多いと言われる長崎。
納得した瞬間。



息を切らす僕の横を、
涼しげに上り下りする地元の方達。
その健脚さに敬服した。



長崎の空は知っている。
どれだけ苦労してこの平和な風景を取り戻したかを。



グラバー通りは異国情緒が漂う。
さあ歩こう。