重たい雲の下を、船は進む。
やがて厳島神社の鳥居が見えた。



鳥居は神様の世界と、我々の世界をつなぐ、
神聖なゲート。



朱に染められた、厳島神社。
宮島が神聖な土地だったため、
海上に建てられた、不思議な建物。



床は隙間が開けられ、増水に対応できる設計。
この建物は自然に逆らわないのだ。



平清盛が建て、毛利元就が修復をし、
豊臣秀吉が朝鮮出兵の際に参拝をしたという。
観光は歴史をふまえると、より楽しくなる。



593年から続く歴史。
1400年前はどんな景色だったのでしょうね。



赤い鳥居と、波紋でつながる白い鳥。



自らこすりつけて、頭に泥を乗せる鹿。
彼らの考えることは、やはり分からない。



宮島の昔ながらの街並みは、歩くだけでも楽しい。



見ると乗りたくなるのが、ロープウェイ。
ゆっくりとした上昇速度が心地よい。



弥山をこよなく愛した伊藤博文は、
日本三景の一の真価は頂上の眺めにあり、
と言ったそうです。



劣化なく伝わる一文を残したい。
それは奇跡に組み合わさったパズルのよう。