大人のための旅先、昔過ごした公園
小さい頃に遊んだ公園を覚えていますか?
社会人になると中々、公園なんて行かないものです。
ましてや昔よく過ごした公園は、引越したりしてもう遠くにあるものですね。
でも再び昔の公園を探して行くのも、大人ならではの旅なのではないでしょうか。
今回、よく遊んだ岸根公園というところに、昔を思い出しながら歩いた旅を
動画にしてみました。
公園に行ってばかりの小学生
そういえば小さい頃は、家よりも公園にいた記憶があります。家に庭がないかわりに、岸根公園という大きな公園が隣接していたので、
暇さえあれば行ってました。公園に行けば誰かしら友人がいた時代です。
警ドロ、ビックリマンシールの見せ合い、ローラースケート、手で打つゴムボール野球・・・
パートから帰った母に呼ばれるまで、岸根公園なら楽しく過ごせたのです。
公園を走ってばかりの中学生
中学校はこの公園にほぼ隣接している学校でした。なので体育の授業や陸上部の練習で岸根公園をそれはよく走りました。
一周700mほどの外周を、一体何周したことか。
ただ、岸根公園を走っていれば悩みなんてどこかに行ってくれたのです。

公園からやってくる高校生
高校へは岸根公園を通って行きました。放課後になると今度は友人たちが岸根公園を通ってよく遊びに来たものです。
僕の6畳部屋に7、8人が来て、ゲームや他愛もない話をする、賑やかで幸せな時間。
岸根公園は良き友人たちを連れて来てくれる、偉大な場所のようです。
子猫は浪人生を悩ます
浪人の頃は息詰まる毎日でしたが、一つだけ休まる時間がありました。我が家に子猫がきたのです。
必死で追いつこうと机に向かう僕の膝に登ったり、教科書を荒らしたりするので、
当時は憤慨しましたが、勉強はこん詰めても成果はあがりません。
たまに猫と遊んだり、岸根公園を散歩したりしました。
ほどほどに休憩が必要だ。そのことを猫が知ってたかはわからないですが、
結果として大学から合格通知が届いた時、
僕は猫を絞め殺さんばかりに感謝で抱きしめた。
それから12年後
就職をしてからは、岸根公園に行くことはめっきり減ってしまいましたが、独立を機に、久々に思い出の岸根公園へ旅して撮影したのは、
以前旅本にまとめました。
今回はAdobe Lightroomで音楽を付けて動画に書きだしてみました。
昔過ごした公園に旅しよう
もし当時遊んだ公園の場所が分かるのであれば、是非、旅してみてください。
原点を見つめることで、本当にやりたかったことを思い出し、
振り返ることで、新しい道に行けることもあります。
昔の公園が残っているかどうかは大丈夫です。
日本には都市公園法という法律があるので、
小さい頃に遊んだ公園は、今でもきっとありますし、
もしあれば100年後もおそらく残ってゆくでしょう。
公園は基本的に長生きなのです。
昔、あなたと一緒に過ごしてくれた公園に、
もう一度、会いに行ってみてください。
旅 : トラベルレポート